マッチング拠出って何?iDeCoとどっちを使えばいいの?
こんにちわ!シエルです!
今回はマッチング拠出って何?iDeCoとどっちを使えばいいの?ということで記事を書かせていただきます!
この記事は会社に企業型確定拠出年金(DC)の制度がある方を対象にした記事になりますので是非ご覧ください!
マッチング拠出とは?
マッチング拠出という制度は企業型DCを採用している会社では会社が社員のために毎月拠出金を出して私たちが運用をしていると思いますが、その拠出額に私たちがプラスして拠出することをマッチング拠出といいます!
つまり、この制度によって、労使双方がDCを活用しながら退職後の経済的不安に備える仕組みであるといえます!
ただし、マッチング拠出制度を導入していることが条件になりますのでご注意ください!
iDeCoとの違いとは?
ここで鋭い人は「iDeCoとやってること一緒じゃないですか?」と気づくかもしれません!
そうです!iDeCoと制度的には一緒のことを実施しているのです!
iDeCoは「個人型確定拠出年金」でマッチング拠出制度は「企業型確定拠出年金の自分で拠出する」制度になります!
名称以外での違いに関しては、以下のメリット・デメリットに関係してくるため口述します!
マッチング拠出とiDeCoどっちを使えばいいの
先程はマッチング拠出制度とiDeCoのどちらを使えばいいのか?またはどっちも使えばいいのか悩まれる方が多いと思います。
結論は「会社指定の金融機関の商品がクソでなければマッチング拠出制度の利用をお勧めします!」
また現状、マッチング拠出制度とiDeCoの併用での運用は認められておりません!
以下に結論に至った各制度のメリット・デメリットを記載します。
マッチング拠出
メリット
- 口座管理手数料が会社負担
マッチング拠出の場合は会社側が負担してくれているため、ランニングコストが安く済みます!
ですから、確定拠出年金としてかかるランニングコストは商品の手数料のみになるためお得です!
- 運用口座が一つになり管理が楽
運用している口座はなるべく少なくしておいたほうが管理も楽ですし、把握もしやすいのでメリットと感じます!
何個も口座があると口座ごとにどのような商品を選択するかの選択も大変になるので運用口座が一つtになることはいいことだと思います!
デメリット
- 会社指定の運用機関の商品でしか運用できない
例えば以下のような商品しかないような金融機関も存在みたいです(笑)
iDeCo
メリット
- 好きな金融機関と商品を選択できる
こちらはマッチング拠出のデメリットの逆になるのですが、自分で金融機関を選択することができるため、まず投資したい商品を選択しその商品を取り扱っている金融機関を選択することで自分の思い通りの運用ができるのが大きなメリットになります。
デメリット
- 口座管理手数料が増える
マッチング拠出に比べて口座が一つ増えることになりますので管理手数料が増えます!
ちなみにどのくらい増えることになるかというと
楽天証券の場合は以下のような手数料がかかります!
毎月積み立て投資をすると171円かかりますので、毎年2052円かかることになります!
- 社会保険料の等級が上がる可能性がある(現在マッチング拠出を利用していた場合)
こちらのデメリットは一長一短なのですが、
マッチング拠出の場合
※給与からの天引きになるため社会保険料の標準報酬月額に含まれない
iDeCoの場合
※給与として受け取った後拠出するため社会保険料の標準報酬月額に含まれる
ため、給与から天引きされる社会保険料の額が増えるというデメリットがあるので紹介しました。
私の場合はマッチング拠出!
私の場合はマッチング拠出を選択しております!どうしてかというと私の会社が指定している金融機関が「三井住友信託銀行」でその中の「DC外国株式インデックスファンドL」に集中投資しており、手数料が0.3%のため手数料的にiDeCoを活用しても大きな差はないためマッチング拠出を利用しています!
以下の図が三井住友の商品説明の図になります!
そして以下の図が信託報酬別に計算したシートの図になります!
まずは信託報酬0.1%の場合
30年間で約3.2万円になる計算です!
次に信託報酬0.3%の場合
30年間で約9.6万円になる計算です。
iDeCoの場合
信託報酬で3.2万円+口座管理費用で2000円×30年で=9.2万円
マッチング拠出の場合
信託報酬で9.6万円のみ
になるためマッチング拠出を利用しています!
以上、マッチング拠出についてでした!
皆さんも、自分に合っているのはどちらか選択して賢く老後資産の運用をしていきましょう!